発端と経緯

そんな精霊を宿し、様々な怪奇現象を起こすことが出来る異能なる者がいた。
たくさんいた。
だが、その能力は非常にだらしなかったし、
たくさんと言っても全人類に比べればごく一部くらいの割合だったため、
まあ、ちょっと大変だった。
具体的?具体的には…世界は壊滅の危機に陥った。
でもまあ何とかなった。
また具体的?だから、世界は壊滅しなかった。
で、その精霊を〜の者たちは、だいぶ数が減ったしすっきりしたとはいえ
まだうじゃうじゃ居たので、その中でもカリスマな人たちは考えた。
そんで、相互扶助目的の協同組合を作って地域貢献じみた活動をすることになった。
うん、だってもうミサイルとか個人的に打ち込まれるのは嫌だったんだろう。
それで、現在に至る。