久しぶりに

ずいぶん前からのようだけど、最寄りの駅前は風化していた。
年月は感じて、寂しくもあったけど、
死んで、腐って、ようやく今になって風化した―
その気の長さにむしろ心地よさを感じてしまった。
生きている廃墟とでも言うか。
それを見て悦楽な我が身の体たらくを恥ずべきか。

なんて、へらへらしながら歩いた駅前でした。
しかし駅前のゲーセン全滅か。
悲しいなあ。ナカマガヘッテユクナア。