脳内

正月

モチ クイニクイ。 「…じゃ、食うなよ。」 クイニクイ。デモ、ウマイ。 「さよか。」 ウマイ。デモ、クイニクイ。 「…」 ノビル、クッツク。 「…」 チョット アツイ。 「…」 …ノドニツマル。 「…いまマジ窒息してなかったか。」 デモ ウマイ。 デモ、モウナ…

羽子板? 「せや、正月の遊び…の道具やな。羽根突きって言うてな。」 どうやって遊ぶんですか? 「どうやったかな。…女の子の遊びやし、ワシはよう知らんが」 女の子用?なのですか? 「おう、世間ではそうなっとる。」 男の子用の遊びもあるのですか? 「あ…

「ふ、賽銭の三倍返しをしたくともな…お主の賽銭が今年の一番乗りじゃからしてな。」 一番乗りなんですか?私。 「左様。」 上の神社はたくさん人がいらっしゃいましたのに。 「ぐぅう…そりゃそうじゃろうの。どうせ…」 こんなに深いところに好き好んで来る…

私の一日は、いつもなら境内の掃除から始まります。 でも、この日は夜中からずっと、人がたくさん居ておられて、 とても、お掃除が出来そうにありませんでした。 いつもは特に誰もいらっしゃらないのに。 なんででしょう。 「まあ、正月だからとちゃうか。」…